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タイム・マシン [本(フィクション?)]

前回でブラム・ストーカーの「ドラキュラ」から始まる「もうひとつ」

世界を描いたキム・ニューマンのシリーズの紹介が一段落しました

ので、、、ここで路線をちょっと変えてコレ↓

タイム・マシン

タイム・マシン

  • 作者: 阿部 知二, H・G・ウェルズ
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1996/04
  • メディア: 文庫

をご紹介します。

 

言わずと知れた、SF小説の最高傑作ですね

「タイム・マシン」は今読んでも十二分に楽しめる作品ですが、

なんと1895年に出されたものなんです。。。

「時間」を1つの変数として扱うという大発明を、アインシュタインの

特殊相対性理論(1905年)が発表される10年も前に小説として

発表していたなんて、、、すごい作品だと思います。

しかもこれは単なる娯楽小説ではなく、当時の資本家層をエロイ族

に、炭鉱労働者層をモーロック族に置き換えた社会風刺

効いた作品でもあるのだとか。

そういった視点で読み直してみると、意外と考えさせられる深い

作品でもあります。

 

↑にご紹介した本はウェルズの短編集で、

  堀についたドア

  奇跡をおこせる男

  ダイヤモンド製造家

  イーピヨルニスの島

  水晶の卵

  タイム・マシン

の6作が収録されています。私はウェルズといえば「モロー博士」と

「宇宙戦争」と「タイム・マシン」くらいしか知りませんでしたが、実際

に読んでみるとさすがSFの源流!!

多彩なテーマの作品どれも面白いのです

 

どの作品も必読と言いたいところですが、特に「水晶の卵」を

お勧めします。

ウェルズといえば、やっぱり火星人なんですね。。。


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