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ハイド氏の奇妙な犯罪 [本(フィクション?)]

チョコレート工場の秘密」→「銀河鉄道の夜」と素敵な童話路線で

来たのにジーキル博士とハイド氏」に行くのはいかがなものか?

とも思っていたのですが、実はコレ↓を紹介する前振りでした。

ハイド氏の奇妙な犯罪

ハイド氏の奇妙な犯罪

  • 作者: ジャン=ピエール・ノーグレット
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 文庫

ジーキル博士とハイド氏」は【善】の側であるジーキル博士

お話がメインですが、こちらは【悪】ハイド氏の視点

語られる事件の真相、、、という設定。

作者はフランスのスティーブンソン(ジーキル博士とハイド氏の作者)研究の

第一人者といわれているジャン=ピエール・ノーグレットさん。

巻末には彼自身の「ジキル&ハイド」論も収録されていて、お得

 

で、とにかく面白いんですよ、この本。

なぜかシャーロック・ホームズまで出てきて。

 

まぁ、フィクション作品のキャラクター同士が交錯すること自体は

フィクションの常套手段なんですけど。

 

元ネタの「ジーキル博士とハイド氏」は70回以上映画化されて

いるんですけど、こちらの「ハイド氏の奇妙な犯罪」を映画化して

くれたらちゃんと観に行きます!!

 

もちろん、ティム・バートン監督でお願いします。

 

ほら、ちゃんと「チョコレート工場の秘密」→「銀河鉄道の夜」に

話がつながったでしょ


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