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こころ [本(その他)]

しばらくぶりに、本をご紹介します。

こころ

こころ

  • 作者: 夏目 漱石
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1952/02
  • メディア: 文庫

↑なかなか重みの感じられる作品でした。

 

失礼ながら、夏目漱石氏の作品を侮っていたようです。小学校の

教科書に載っている部分では彼の作品の奥深さといったところが

伝わらないのかも、しれません。

実は実家から本をたくさん持ってきた中に入っていて、でもあまり

読む気にならなくて、3年以上放置していたのですが、たまたま

読んでみたら、、、深い苦悩がとても落ち着いた文章で表現された

すばらしい本でした。

 

文庫本の裏表紙の【あらすじ】みたいなものがなかったら、もっと

すばらしかったと思います。

 

解説や評論ではエゴイズムの追及だとか批判だとか、難しいこと

が語られているようですが、人それぞれの経験や感じ方でこの

本を読むだけで、良いのではないかと思います。

 

先生の血を浴びた私がどうなっていくのか?

これには人それぞれの答えがあるのではないでしょうか。一読の

価値があると思います。

 

ちなみにウチのは親父が買ったものらしく、変色していて、定価が

280円だったころのものでした。。。

まだ何冊か夏目漱石氏の本があるので、機を見て、読んでみよう

と思います。


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コメント 4

きす

これは、高校の頃から大好きな1冊です。
色々考えさせられるよね。
by きす (2006-10-07 01:30) 

t2o

> KISSさん、お久しぶりです。ブログの更新(とみなさんのブログにお邪魔
するのが)滞っておりました。。。
「こころ」は大変考えさせられる作品でした。もっと若いときに読んだら、
あまり好きな作品ではなかったかもしれませんが、「死」というものを少し
身近な出来事として感じている今だからこそ、心に残る作品でした。
by t2o (2006-10-08 23:22) 

takepii

こんにちは。私も読書好き好き協会の人間ですが、夏目漱石は「坊ちゃん」しか読んだことないのに気がつきました。わたしも、これを機に読んでみようかと思ってしまいました。
by takepii (2006-10-22 08:17) 

t2o

> takepiiさん、コメントありがとうございます!
返事がとても遅くなってしまって、大変申し訳ありませんでした。
私は「坊ちゃん」もちゃんと読んでいないので、これからまじめに読んで
みたいと思います。
「こころ」はいろいろと感じることのある作品だと思うので、お勧めです!
by t2o (2006-11-24 20:44) 

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