光学式手ブレ補正。 [エレクトロニクスのこと。]
DSC-T9が届いてからデジカメを持ち歩く癖がついてきたのですが、
なんだかこのカメラ↓
ブレに強くて良いです
このカメラを使い始めてみて、ちょっと興味を持ってしまったのが
手ブレ補正なる技術。
光学式と電子式の手ブレ補正についての違いは、以前ご紹介した
「CCD/CMOSイメージ・センサの基礎と応用 」(の141~144ページ)
↑このような技術を持っていたのですね
実は私、akoustamさんとはちょっと違うことを想像していました
ビデオカメラのHandyCamという強いブランドを持っているソニー
さんも、19世紀から続いているレンズ/カメラの世界
では新参者(失礼!)に過ぎませんから、光学式手ブレ補正
よりも電子式手ブレ補正の技術(重要特許)の大半を抑えて
いるのではないかなぁ、と想像していたんです。
近頃話題のデジタルHDビデオカメラレコーダー HDR-HC1でも
光学式ではなく電子式手ブレ補正が採用されていました
のもあって、何となくそう思っていました。
(akoustamさんはお見通しだったのですね!)
ちなみにまいけるさんの記事によればCMOSのほうがCCDより
感度面で手ブレ対策として有利だとか。
(それで、HC1 はCMOSセンサを採用したのでしょうか? でも手ブレに強いとか、宣伝して
ないなぁ。。。前の機種に当たるだろうHDR-FX1 は3CCDにアクティブレンズ方式という
光学式手ブレ補正を採用していましたから、まいけるさんの書かれたとおり、CMOSだと感度
が高くて手ブレ対策として十分なのでしょうね!)
確かに以前ご紹介した本(ソニー出身の方が著されています)にもCMOS
は各画素に増幅素子を組み込むことができるようなことが書いて
あったような気がしますが。。。
もしそうだとすると、光学式手ブレ補正の技術は将来的に
(CMOSが普及したら)いらなくなるのでしょうか??
先日、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラの共同開発に関しては
コニカミノルタと共同開発することが双方から
のように発表されたのですが、、、コニカミノルタさんは薄型デジカメ
については独自技術(DIMAGE X1)↓
で手ブレ補正を行っていますし、最近(ちょっと古い。。。)のプレスリリース
ではなんと「フォトイメージング事業の規模縮小(デジタルカメラ事業の
高付加価値分野への絞り込みへの方針転換)」が盛り込まれていますので、、、
DSC-T9 の光学式手ブレ補正の技術は、コニカミノルタさんとの
共同開発の成果というわけではなさそうですね。
(共同開発は、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラだけなんでしょうか?)
そうすると、akoustamさんの記事にも書かれておりますように
HandyCamとCyberShotの技術陣の提携が悪いために
デジカメでの光学式手ブレ補正の採用が遅れに遅れて
しまったのでしょうか。。。
テレビのほうだけではなく、デジカメでもビデオカメラでも、そして
ウォークマンでも応援しておりますので、、、
がんばってください、ソニーさん!
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