平家物語の京都を歩く [本(歴史もの?)]
義経関連の本をご紹介してきましたのですが、やはり避けては
通れないのが「平家物語」です。
が、これは読むのが大変なので、代わりにコレ↓を。
特に義経に限定した内容の本ではなく、「平家物語」の
解説本といったものでしょうか。
21世紀の京都案内をリードする新撰 京の魅力シリーズ
という京都ガイドブックの一種で、平家物語ゆかりの史跡を巡る
際には非常に役に立ちそうです。
写真が豊富であるだけでなく、さまざまな関連文学の知識
を散らばめたすばらしいガイドブックだと思います。
惜しむらくは、私が京都からの帰りがけに京都駅
のキヨスクで買ってしまったことだけです
(とても良いガイドブックだと思うのですが、まだ役に立っていませんね。。。)
年に何度も行く、というか帰る、というか訪れますので、今度の旅
で役立てたいなぁ、、、と思っています。
朝敵として滅びていった平家は、歴史上いわば敗者となって
しまうのですが、なぜ敗者の歴史がこれほど残されているの
か、ということもこの本を読めば納得。
(義経は驚くほど記録が少ないんですが、、、)
「平家物語」の作者はだれ?という小咄には琵琶法師
の語りが東国なまりである理由が書いてあったり、平家物語
に関する豆知識がいっぱい。
平家物語に綴られた女人の悲劇など、読みどころも
非常に豊富です。
京都に行く方にもそうでない方にも、一読をお勧めしたい本です。
ぜひ、どうぞ
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