幕張でムラタセイサク君。

ちょっと遅くなりましたが予告通り、ガーデンウォーク幕張に行って

きました。

一応仕事なので、さすがにガーデンウォーク幕張に直行するのは

気が引けまして、まずはCEATEC JAPAN 2005に。

気乗りしなくて我慢ウォーク幕張とか思っていたの

ですが、コレだけ↓は見る価値がありました。

今年、次世代DVDよりも注目を浴びてしまった

ムラタセイサク君です。

 

朝１０時開場なんですが、入ってから真っ先に向かって一番前

で見させていただきました。

で、まず目に入ったのがマッパの不倒停止中のムラタセイサク君。

 

バランスを保っていて、倒れません。（すごい）

よく見てみると、ちゃんと足を着かずに見事に静止しているのが

分かります。

倒立振子という制御理論で制御されているそうです。

 

で、本日のスケジュールがコレ↓。

セイサク君、忙しいのですね。。。

 

入場して３０分ほど飽きもせずに不倒停止のデモを見せていただいた

（ほんとに飽きませんでした。すごいんですよ。。。）後で、

【ムラタセイサク君のヒミツ】というビデオを織り交ぜた

プレゼンテーション。

村田製作所のセンサや生産技術などで培ったミクロン精度の

ものづくりのノウハウや制御技術などが注ぎ込まれているそうです。

村田製作所の電子部品が多数搭載されているんですが、なにより

生産技術などのいわゆる泥臭いエンジニアたちの技術が

活かされているのがすごいです。

日本のものづくりってスゴイ！！　と

思いました。

マスコミのみなさんの中には、無責任に日本のものづくりが海外に

押されっぱなしであるかのように書き立てる方もいらっしゃいますが、

日本のエンジニアたちもがんばってるぞ、と。

ぜひ、これを応援して後押ししていただけるような記事を書き、彼ら

を支えてあげて欲しいな、と思いました。

私は、村田製作所になんとなく好感を抱いてしまいました。

（根が単純なんでしょうか。。。）

 

で、しばらく予行練習がありまして、、、

続いては【セイサク君、デートに向かう！】という走行

デモンストレーション。

意外と早いスピードで走ります。

で、胸に仕込んである超音波センサで障害物を察知するとストップ。

このドア（障害物）には自動認証システムが組み込まれていて、

セイサク君はこのドアの鍵を忘れていたのでした。。。この後見せた

バック走行のスピードもビックリしました。

で、鍵（自動認証用のモジュール）を受け取って、もう一度走ります。

ドアに近づくと、、、

自動認証で「開けごま」。

セイサク君、颯爽と走り抜けます。

 

そして次の難関は近道するための一本橋。

さすがに一本橋に登るのは人手を借りますが、手を離しても少しも

揺れずに不倒停止。（胸に仕込まれた円盤がグルグル回ってバランスを取ります。）

人間にだってなかなかできる技ではありません。すごい。。。

 

頭部に仕込まれたCCDカメラの映像を画像処理して、レールを軌道

として認識。

ジャイロセンサによる姿勢制御との併せ技で、なんなく幅2cm

のレール上を走り抜けます。

↑レールの終わりもちゃんと見て確認。頭いいなぁ。。。

 

そしてラストラン。

 

で、、、デートのお相手はなんと司会のお姉さん。

お姉さんにだっこされたセイサク君、小さくてかわいいです

 

その後、村田製作所のブース内を興味深く拝見させていただき

ました。（センサや圧電素子、セラミックレンズなどなど。）

都合１時間半ほどお邪魔させていただきましたが、あまりの盛況

にムラタのブースは入場制限されていました。

 

製品カタログのCD-ROMをいただき、出口に向かうと記念品まで

いただけました。

【ムラタセイサク君のヒミツ】の冊子と、

ムラタセイサク君の、、、（↓中身）

緊急連絡先とか書いて持ち歩くやつ（何といいましたっけ？）です。

 

ムラタセイサク君の公式ブログもありますので、興味のある方は

ぜひご覧になってください。

 

以上、ムラタセイサク君のレポートでした。

 

CEATECのお話だけ（というか、ムラタセイサク君だけ）で長くなってしまった

ので、ガーデンウォーク幕張のお話はまた今度にします。